部署も年次も違う理系社員3名が、
学生時代の研究内容や入社理由、印象に残っている業務について語ります。
MEMBER
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アーキテクト部
Y.I
2018年入社
経営システム工学専攻
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デジタルシステム部
デジタライゼーショングループA.M
2017年入社
情報科学専攻
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代理店システム第一部
代理店顧客グループY.H
2021年入社
情報工学専攻
学生時代、どんな研究をしていた?
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私は、C++やPerlというプログラミング言語を学んでいました。機械学習などを活用して、大量のデータから関連する情報を抽出するデータマイニングの研究をしていました。
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私もMさんと同じように、基本的なプログラミングから始まり、AI、統計学などビジネスに対してデータサイエンスをどのように利用できるかを中心に学んでいました。研究に関しては、自然言語処理を使った金融市場の分析を行い、ニュースサイトや
SNSの内容を抽出することで、株価の予測を試みました。 -
お二人ともデータを扱う点が似ていますね。私は経営やゲーム理論、C言語など幅広く学んでいました。研究では二次元バー
コードの仕組みに興味を持ち、線形代数を取り扱いながら符号化・複合アルゴリズムについて学んでいました。
MS&ADシステムズを選んだ理由
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私は、大学時代に学んだITの知識を活かして人を助ける仕事がしたいと思い、人々の身近にある保険業界に興味を持ち、会社説明会などに参加するようになりました。そこで、社員の方々と話す機会があり、一番自分に合っていると感じたのがMS&ADシステムズでした。
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保険業界は人々の生活を支えるという大きな役割があります。私は大学時代、経営システム工学科にいたので、将来はシステムにかかわる仕事をやるのだろうなと思っていました。MS&ADシステムズではシステム開発の上流から下流工程まで幅広く携われるので、さまざまな経験ができる点に魅力を感じました。また、自分の仕事が社会に大きな影響を与えられると思ったのも入社の決め手です。
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私も似たような理由で入社を決めましたね。学生時代に情報系を専攻していたこともあり、MS&ADインシュアランス グループのデータをAIに活用しながら、社会に貢献する仕事ができそうだと思ったことが決め手の一つでした。
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面接や先輩社員との交流で、風通しがよい雰囲気を感じたことも大きかったです。
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私もそう感じました!人とのコミュニケーションやチームワークを大切にしたいと考えており、社員の方々に「話しやすい」と感じたのはMS&ADシステムズだけでした。グループ内の開発案件のみで、自社のシステムに対して責任と誇りを持って仕事をしている姿勢にも惹かれました。
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環境も大事ですよね。私は高田馬場事業所のビルがきれいで、周りの環境も整備されていて働きやすそうだと感じたことが最終的な決め手になりました。
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そうですね。働く環境も整っているのは大きな魅力です。私も、MS&ADシステムズで働いている自分の姿が容易に想像できました。
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この会社で成長でき、社会に対して貢献できる点が共通していますね。社風や環境、自分のスキルを活かせる点なども大きなポイントですよね。MS&ADシステムズは、それらがすべてそろっていると感じました。
学んだことを仕事に活かせていると感じた瞬間はある?
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学んだ言語であるPythonを活かしたいと思っていましたが、実際の業務では異なる言語を使用しています。でも、プログラムの基礎知識が身に付いていたおかげで、新しい言語の理解もスムーズに進みました。自分の担当システムに限らず興味を持って他の言語を学べたのは、学生時代に培った基礎があるからだと思います。結果的に、学んだ言語と違っていてよかったなと思います。
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わかります。私もHさんと同じく学んできたことが直接業務に活かされているわけではないのですが、学生時代の経験や研究で培ってきた「わからないことをそのままにしない」という意識と「わかったふりをしない」という姿勢が今の業務で役立っていると感じます。
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確かに直接的な知識よりも、そうしたスキルや姿勢が役立っていることが多いですね。私も、大学時代の研究の過程で学んだ「データの収集力と分析力」や「ロジカルシンキング」のスキルが今の仕事に非常に役立っています。例えば、開発案件で提示された要件を実現させるためにはアプローチをいくつか考えます。そのためには必要なデータの収集や分析が不可欠です。担当したプロジェクトでシステムにあるデータをどう活用するかを考えたときに、そのスキルが非常に役立ちました。
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皆さんの経験が今の仕事にどう活かされているのか、よくわかりますね。私も、学ぶ姿勢を持ち続けることが大切だと感じています。
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大学の学びが直接活かされることは少ないかもしれませんが、他の観点から活かせる部分は多いですね。
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確かに直接的な知識よりも、そうしたスキルや姿勢が役立っていることが多いですね。私も、大学時代の研究の過程で学んだ「データの収集力と分析力」や「ロジカルシンキング」のスキルが今の仕事に非常に役立っています。例えば、開発案件で提示された要件を実現させるためにはアプローチをいくつか考えます。そのためには必要なデータの収集や分析が不可欠です。担当したプロジェクトでシステムにあるデータをどう活用するかを考えたときに、そのスキルが非常に役立ちました。
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皆さんの経験が今の仕事にどう活かされているのか、よくわかりますね。私も学ぶ姿勢を持ち続けることが大切だと感じています。
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大学の学びが直接活かされることは少ないかもしれませんが、他の観点から活かせる部分は多いですね。
印象に残っている開発業務は何ですか?
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社内で使用するSystemsChatGPT(社内文書をもとに回答を生成する生成AIツール)の開発が、非常に印象に残っています。ゼロから構築したため、インフラ部分やクラウド技術にも触れられ、システム開発の視野が大きく広がりました。異なる経歴のメンバーと、意見交換をしながら進められたことも良い思い出です。
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ゼロからの構築は大変そうですね。インフラやクラウド技術への挑戦はどうでしたか?
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初めての挑戦で不安もありましたが、チーム全員で協力し合ったことで多くの知識を得られました。特にクラウド技術の習得は新しい挑戦だったので、その分やりがいも大きかったです。若手のうちからこうしたプロジェクトに参加できるのは嬉しいです。今後は、リーダーとしてチームを引っ張る経験をしていきたいです。
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若いうちからそういった重要な開発に参加できるのは、魅力的ですよね。私が印象に残っているのは、Fホスト移行対応(契約データを新しいホストコンピュータに移行するプロジェクト)ですね。約4年間にわたるプロジェクトで、5つの保険種目のうち3つで種目リーダーを務めました。リリース時はまさに、お祭りのようでした。
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4年間も一つのプロジェクトにかかわるとは、すごいですね。大変なことも多かったんじゃないですか?
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そうですね。設計仕様が保険事業会社の要件と合わず、開発がうまくいかないこともありました。特に、設計段階での細かい調整や開発チームとの連携が必要とされましたね。
最終的に保険事業会社の要件通りのシステムをリリースできたときは、本当に達成感がありました。 -
大変でしたが、やりがいを感じられるプロジェクトだったのですね!私が印象に残っているのは、2022年8月にリリースされたe-G1(団体扱い自動車保険インターネット手続きサービス)の機能改善対応です。初めてリーダーとして、大きな案件を担当しました。自動車保険の補償を、お客さま自身で追加や解除の手続きができるようにする改善を行いました。
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リーダーとしての初めての大きな案件は、緊張しそうですね。どんなことが大変でしたか?
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まず、第三者との調整やスケジュール管理が大変でした。それに、自動車保険についても新たに学ぶ必要がありました。特に、既存のシステムに新しい機能を追加する際の調整が難しかったです。チーム全員が協力してくれたおかげで、お互いにフォローし合いながら進めることができ、リリース前に保険事業会社のシステム部門からお褒めの言葉をいただいたときは、本当に嬉しかったです。
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頑張ったことが認められたときの喜びは格別ですよね。
おわりに
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皆さんの話を聞いて、自分の知らない分野の経験を聞くことができてとても参考になりました。他の人がどんなことをしているのかを知れる機会が少ないので、こういう座談会も貴重ですね。
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本当にそうですね。こうして話すことで、自分の仕事にも新しい視点が生まれる気がします。これからもお互いに学び合いながら、成長していきたいですね。
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MS&ADシステムズでは、若いうちから活躍できる場が整っていると感じます。これから入社される方達にも、私たちと一緒に新しい挑戦を続け、成長を実感していってほしいです。
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これから一緒に働く新しい仲間と出会えることを楽しみにしています。